ホームベーカリーの購入を検討している方にとって「実際使ってみてどうなの?」という部分は気になりますよね。
そこでこの記事では、ホームベーカリーの具体的なメリットとデメリットを紹介します。また、ホームベーカリーの購入でたびたび議論になる「結局使わなくなる」という説も検証します。
これから購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
ホームベーカリーのメリット

ホームベーカリーには多くのメリットがあります。焼きたてのパンが自宅で楽しめることはもちろん、健康面や経済面でのメリットも見逃せません。
焼きたてパンを毎日味わえる
ホームベーカリーの最大のメリットは、やはり自宅で手軽に美味しいパンが焼けることです。材料さえ用意すれば機械に任せられるため、専門知識や技術が不要です。ボタンを押すだけで焼きたての香り高いパンが食べられます。
多くの機種では、タイマーやオートメニュー機能が付いており、夜にセットして朝には焼きたてのパンを焼くことも可能です。
ポイント
自宅がベーカリーのような香りに包まれるので、パン好きにはたまりません。
無添加で健康的なパンが作れる
市販のパンには添加物が含まれますが、ホームベーカリーなら無添加のパンを手軽に用意できます。
自分の好きな材料を選び、添加物を使わないパンが作れるため、より健康的で美味しいパンを楽しむことができます。砂糖の量を調整したり、全粒粉を使用したりと、自分や家族に合わせたパン作りも可能です。
ポイント
小麦や卵などのアレルギーや食事制限がある方にとっても、特定の材料を避けたり代替品を使用したりも簡単にできます。
コストパフォーマンスが良い
ホームベーカリーで食パンを一斤作るのにかかる値段は140~170円ほどで、市販されている食パンとほぼ変わりません。しかし、材料の品質を考慮すると、同じ価格帯でより良い材料を使用できるメリットがあります。
材料を多めに仕入れ、節約することもできるので、家計に優しい方法です。
メモ
ちなみに、ホームベーカリーの電気代は1回あたり約10円と意外と安く、毎日使っても月300円程度で済みます。
ホームベーカリーのデメリット

メリットがある一方で、ホームベーカリーにはいくつかのデメリットも存在します。主要なデメリットを3つの側面から詳しく見てみましょう。
サイズの大きさと騒音
ホームベーカリーは炊飯器と同等以上の大きさがあります。キッチンには他の家電も並んでいるため、置き場所の確保が難しい場合もあります。
また、ホームベーカリーは、こねる・混ぜる工程では音がするため、近隣の迷惑にならないよう注意が必要です。何を作るかにもよりますが、稼働中は定期的に音がします。
特に生地をこねる工程では振動が発生します。「グイングイン」「ドルルル」と洗濯機のような音がすることもあるため、夜間に稼働させないなど配慮は必要です。
材料の準備と計量の手間
パンを作る時に必要な材料(強力粉、バター、スキムミルク、塩、砂糖、ドライイースト)を常備していないと、日常的にパンを作るのは難しいです。
また、材料の計量も細かいため、面倒に感じることも。
注意ポイント 特に塩やドライイーストは数g単位で測らなければいけないため、手間に感じる人もいるでしょう。
材料が不足すると綺麗にパンは焼けません。スキムミルクがない時に牛乳で代用したり、バターの代わりにマーガリンを使ったりできますが、味や食感が変化する可能性があります。
無添加のパンはあまり日持ちしない
市販のパンはある程度日持ちしますが、これは製造過程で品質保持のための添加物が入っているからです。
手作りなら無添加のパンを作れるのですが、無添加パンは品質が劣化しやすいです。まとめて作っても常温ではあまり日持ちしません。
メモ
カビが生えることもあるため、おいしく保存するなら冷凍する必要があります。
ホームベーカリーを使わなくなる理由と対策

ホームベーカリーは、買っても使わなくなる、と言われることも多い家電です。購入当初は嬉しくて頻繁に使用していても、時間が経つにつれて使用頻度が下がってしまうケースは少なくありません。理由と対処法を考えていきます。
忙しさからパンを作ってる余裕がなくなる
使わなければ、という気持ちはあるものの、毎週使っていたのは始めだけ、という人も多いです。最初こそ嬉しくて頻繁に使っていても、2週間に1回、月に1回、と頻度が下がり、そのうち物置の住人になってしまうことも多いようです。
忙しい時は買ってきた方が早く、時間と心の余裕がなければ、焼き立てパンの香りを感じる余裕はありません。
また、3人家族で6枚切りを1人1枚食べるなら、2日で食べきってしまうことになります。なくなる度に焼いているとストレスになるでしょう。
ホームベーカリーを長く使い続けるコツ
夜焼いてからカットし、その後冷凍して朝トーストして食べる方法なら、朝の負担が少なくなるため続けやすいです。冷凍保存を上手に活用することで、気持ちにも余裕が生まれます。
レシピにこだわらずに、慣れるまでは材料が全てミックスされているパンミックスを購入し、水を入れるだけでスイッチを押して出来上がり、という方法もあります。
焼き上がりまで時間がかかる点を使いにくいの感じるのであれば、予約機能の活用や、「早焼き」コースを使うことも検討してみてください。
家族みんなでパン作りを共有して楽しむ
子どもも参加して、家族みんなで楽しむことでも、パン作りを長く続けられます。
実は、パン作りは食育としても人気があります。材料がシンプルな上、ホームベーカリーさえ用意すればコストもあまりかからないからです。音や香りなど五感で楽しめるため、親子でのコミュニケーションにも繋がりやすいです。
ポイント
子どもたちも飽きずに楽しむことができ、慣れてきたら手ごねパンにも挑戦できます。
後悔しないホームベーカリーの選び方

ホームベーカリー選びで失敗しないためには、自分の生活スタイルや家族構成、使用目的を明確にすることが重要です。
消費スピードや設置場所を考慮して選ぶ
スタンダードタイプのホームベーカリーは、食パン1斤(約450g)が主流です。パンの消費ペースが緩やかな方や少人数の家庭に向いています。
大容量タイプは、食パン2斤(約900g)を焼くことができます。大家族やパーティーをする際にも適していますが、2斤作れる機種は相応にサイズも大きいため、使いやすい置き場所や保管場所をあらかじめ決めておくとスムーズです。
ポイント
機種によってできあがりのサイズや形状が異なっているため、ホームベーカリーのふたを開けた時の釜の深さも確認しておきましょう。
機能性と使いやすさで選ぶ
ホームベーカリーに自動投入機能があるかは重要です。一部の機種は、ドライイーストや具材を事前にセットすることで、最適なタイミングで自動的に投入してくれる機能があります。
予約機能を利用して焼きたてのパンを食べたい場合は、静音性も考慮しましょう。夜中にホームベーカリーが生地をこねると、振動したり音が出ることがあるためです。静音設計の機種を選ぶか、使用時間帯を調整するなどの配慮が必要です。
また、作りたいメニューがオートメニューに入っているかもチェックしてみてください。オートメニューが豊富だと、さまざまなパンが食べられるので楽しみが増えますよ。
メモ
市販されているホームベーカリーの中には食パンの他にも、フランスパンや全粒粉パン、うどん、餅などを作れるものもあります。
多彩なメニューが用意されていると、飽きずに使い続けられるでしょう。
予算とコスパを検討してから選ぶ
ホームベーカリーは、1万円以下で購入できるものもあれば、5万円近い価格で販売されているものもあります。
価格が変わるポイントとして、サイズと機能、どのブランドのものかが挙げられます。例えば、2斤焼きが可能なものなら、比較的安価なもので1万円台の機種も。
メモ
高級ラインの商品だと、独自のこね機能を搭載して店に近い品質のパンが焼ける、フランスパンや低糖質パンなどオートメニューが豊富といったメリットがあります。
大切なのは、予算と機能・品質のバランスを比較してから購入することです。自分に合った一台を選んでみてください。
まとめ

ホームベーカリーは焼きたてのパンを自宅で楽しめる魅力的な家電ですが、サイズや騒音、材料の準備といったデメリットも存在します。多くの人が使わなくなってしまう理由として、忙しさや継続の負担が挙げられますが、冷凍保存の活用や家族との楽しみ方を工夫することで長く使い続けることができます。
購入前には、家族構成や生活スタイルに合わせた容量選び、必要な機能の見極め、予算とのバランスを十分検討することが重要です。これらのポイントを押さえることで、後悔のないホームベーカリー選びができるでしょう。